ルボックスを海外に持っていっていいの?

 

ルボックス服用中に、旅行や仕事で海外に行くという人もいるでしょう。時差がおおきい国の場合、体調に変化がでやすく、ルボックスがないと不安に感じるかもしれません。しかし、ルボックスはかんたんに飛行機に持ちこんだり、海外に持ちこむことができる医薬品なのでしょうか。

 

ここからは、ルボックスを海外旅行に携帯できるか?という点などを見ていきましょう。

 

ルボックスの持ち出しは基本的には大丈夫

 

海外でのルボックスは、よく使用される抗うつ薬といった位置づけになります。そのため、持ちこむことでめんどうな問題が発生することはないでしょう。しかし、国ごとに手続き方法はことなるため、事前に確認しておきましょう。

 

シンガポールでは、持ちこみ可能な医薬品であれば、3か月分までの持ちこみが認められています。これは、旅行が目的であればじゅうぶん足りる量でしょう。しかし、長期滞在となると話は別です。もし、3か月以上滞在するのであれば、現地で入手するという手段も考えておくとよいでしょう。

 

医薬品の持ちこみについては、それぞれの国によってルールが違います。そのため、あらかじめ航空会社などに問い合わせをし、必要な手続きについて確認をしておくと安心です。

 

また、少量なら問題なく飛行機に持ちこめるという場合もあります。ただ、持ちこむならシートから外さないことが重要です。なぜなら、シートなしの状態では、「あやしい医薬品を持ちこんでいるのでは?」と思わぬ容疑をかけられるかもしれないからです。

 

向精神薬はリスク大!

 

ルボックスを服用しているなら、抗不安薬や睡眠薬などのいわゆる「向精神薬」も併用している可能性が高いといえます。

 

注意しなければならないのは、日本では一般的な医薬品なのに、海外では規制薬物となる医薬品の場合です。たとえば、睡眠薬のロヒプノールは、アメリカでは規制対象となる薬物です。そのため、持ちこみが発覚すれば、最悪のケースとして逮捕されることも考えられます。つまり、ロヒプノールがないと日常生活がままならないという人は、アメリカ旅行はあきらめるしかないでしょう。

 

また、ルボックスが持ちこみ可能なシンガポールでも、マイスリーやユーロジン、エリスパンなどの医薬品は手続きが必要となります。その理由は、これらの医薬品が規制の対象となっているからです。持ちこむためには、HSA(Health Sciences Authority)から承認をうけなければならず、シンガポールへの滞在日程を証明するための航空券や診断書などを用意しなければなりません。めんどうに思えますが、トラブルを防ぐためにも、ある程度の手間は覚悟しなければならないでしょう。

 

このように、ルボックスが規制されていなくても、ルボックス以外の医薬品が規制対象であるケースは意外と多いのです。そのため、「たぶん大丈夫だろう」という考えは捨てて、服用中の医薬品はすべて確認しておきましょう。くり返しになりますが、渡航先への持ちこみ可否、手続きの要否について、旅行会社に問い合わせをしておくことが大切です。